実家に帰省した時にたまたま高校時代の同窓会をやるということだったので、20年ぶりくらいに昔の仲間たちと再会した。何度か同窓会の知らせを受け取ってはいたが、大学から都会に出てそのまま就職していた私は、残念ながら今まで一度も参加することができなかった。同じように上京していても、同窓会のためにわざわざ地元に戻っている奴もいたが、冷たい人間というわけでは決してなく、私には余裕がなく今まで叶わなかったのだ。今回は本当に偶然に、帰省と同窓会が重なったので初参加となったが、幹事が私の親友だったので、私には言わないが、帰省の連絡を受けて急きょ開催してくれたのかもしれない。

会場は地元で1番人気の牛たん屋で、私も何度か家族で利用したことのある店だった。急遽決まった同窓会であり、卒業後20年も経っていれば、参加する人数も減ってはいたが、とても懐かしい顔が揃った。
(参考:煮ても焼いても良しな牛たん

お嫁さんになって4人の子持ちになっていた元クラスのマドンナや、クラス1のイケメンが小太りのハゲ頭になっていたり、家業を継いで地元の名士になっている奴もいた。それぞれ環境は違っても、ひとたび逢えば昔の気のいい仲間に戻れる。旧友というものは心温かくなれる大切な存在だ。

gyu_018牛たんを楽しみながらあれこれ盛り上がっていると、自宅での牛たん調理の話題になった。焼き網やフライパンで調理するのは良いようなのだが、ホットプレートで牛たんを焼くと火力が弱い場合、うま味が逃げてしまうので気を付けた方が良いらしい。強火で牛タン表面の蛋白質を早く焼き固め、中の肉汁を閉じ込めるのがポイントなのだそうだ。電気のホットプレートで火力が心配な時は、やはりフライパンが安心だそうだ。