仙台市内には歴史的な観光スポットもたくさんありますが、他にもおすすめの観光スポットもいくつかあります。
仙台を訪れたら是非訪れておきたい観光スポットをいくつか紹介していきます。
アート好きならぜひ”宮城県美術館”
東北地方にゆかりのある物を中心に展示されているのが宮城県美術館です。その特色や見どころについて紹介していきます。
宮城県美術館の特色
1981年に開館した宮城県美術館は、宮城県や東北地方にゆかりの深い日本が、洋画、版画、彫刻、工芸を中心に展示されています。
加えてカディンスキーやクレーといった外国作品、戦後の日本で出版された絵本の原画なども展示されているのです。
アートが好きな方や東北地方に興味関心の強い方だけでなく、小さなお子様でも楽しめるでしょう。
アートを体験
美術館の多くが展示してある美術品を鑑賞するのがメインですが、より身近に美術を感じてもらえるようにと、宮城県美術館では制作コーナーが設けられているのです。
絵画や版画の制作や木、金属、土などを材料にした制作ができる創作室があり、そこでは専門スタッフのアドバイスを受けながら、制作に取り組めるようになっています。
常設展、特別展だけでなく、世界の名画を映像で見られるハイビジョンギャラリーも外せません。
別名アジサイ寺 “資福寺”
資福寺とは仙台市青葉区にある臨済宗の寺院であり、別名アジサイ寺と呼ばれているほど、美しいアジサイが見られるスポットです。
アクセス
仙台駅から徒歩でも行ける距離にあり、北口から徒歩12分ほどで到着できます。バスも利用できるのですが、バス乗り場からも徒歩10分ほど歩きますので、仙台駅からそのまま歩いたほうが楽かもしれません。
見どころ
お寺自体はこじんまりとしていて落ち着いた雰囲気ですが、名前の通りアジサイが見どころです。
お寺の周辺には1200株のアジサイが植えられており、鎌倉や名月院と比べると規模は小さいのですが、これだけ多くのアジサイを堪能できる場所はなかなかありません。
アジサイは6月に見頃を迎えますが、その時期は資福寺の境内にお抹茶の席が用意されます。美しいアジサイを眺めながら、美味しいお抹茶を頂けます。
またアジサイの季節だけでなく4月は桜も美しく咲き乱れます。お花見に訪れてみると、また違った印象を受けるでしょう。
四季折々の草花が楽しめる”東北大学植物園”
東北地方の有名国立大学である東北大学には植物園がありますが、そこも是非おすすめしたい観光スポットのひとつになります。
東北大学植物園とは
昭和33年に東北大学が研究と教育のために設立した自然植物園であり、約49万平方メートルの広さを有します。
国の指定天然記念物に指定されている青葉山と呼ばれる丘陵地に、植物園が建っていますので、外観と丘陵地のコントラストもまたみどころのひとつになるでしょう。
伊達政宗が仙台城を築いてからは、人間による開発がほとんど行われていなかったため原生のモミの木が多く残っています。
東北大学植物園の見どころ
東北大学植物園の見どころのひとつが植物園週辺の森林です。人間の手がほとんど加えられていない、自然の森林が広がっています。
レジャーシートを持っていき、天気の良い日はそこでお弁当を食べるのも気持ちいいでししょう。また見学時はたくさん歩くことが予想されますので、歩きやすい靴で出かけることをおすすめします。
植物園内には展示コーナーも設けられており、動物の昆虫の標本なども多く、子供だけでなく大人も学べる点が多々あります。
季節によって旬の植物が異なりますので、毎シーズンごとに訪れてもまた違った植物を鑑賞できます。
まとめ
美しい風景やアートを楽しめるスポットも充実していますので、仙台観光の際には立ち寄ってみましょう。